腐印注意

腐印の 映画 アニメ BL 雑記。おもにネタバレありです。

「2015秋のアニメもおわり」

ました。
とりあえず「ヤング・ブラックジャック」見終わった。最後の回は……山岳ベースの話だった_| ̄|○。
こ、怖わっっっ!!!
もう、「実録!連合赤軍」見てからあの話が怖すぎて若干トラウマの私ですので、ヤン・ブラあたりでそんな話やめてくれー! と思ったが、まあ、一回しかなかったこともあってか、さらっと撫でて終わってました………………はぁ。。。ああ、恐ろしい。そりゃ、ベトナム戦争の回とかもあったけどさぁ……なんつか、そういうのとはまた別の、なんともいえない日本的な怖さを感じる事件なので、こう、あんまり簡単に扱ってほしくないんだよなぁ……。
とはいえ、全体には楽しいアニメでした。個人的にはドクターキリコの話と百鬼丸雄(なんかハンドルネームみたい)の話が楽しかったです。しかし、ヤングだとピノコがいないのが悲しいんだよなー。ブラック・ジャックピノコ絡みの話が好きな私です。

最後まで楽しかったのは「ノラガミ」。え、けっこう、泣いちゃったんですけど……エビスのエピソードに(笑) いや、ふつうに感動していた私なんですが、ちらっと心の片隅に「なんつか、萌え〜な展開だよな」というささやきもなきにしもあらずでした。スイマセン。若かったら薄い本を買いあさる的なハマり方をしたかもしれないが、もう若くないので、正面から堂々と楽しみました。ありがとう。つづきが作られるとうれしい。

そう、つづき……が作られてうれしかったのはなんといっても「おそ松さん」です。ぃえーーーーーー!!! 二期おめでとう!!! はじまり方が怖すぎましたが、あいかわらず楽しい。いま、背中の筋を痛めているので、「イテェーーー!!!」と悲鳴をあげながら、でも笑ってマス。また3か月ヨロシク! 合い間に挟まれた音声多重放送の回が、なんていうか、イジられてるよね小野D。。。いや、かわいがられているんだね!

蒼穹のファフナー EXODUS」は……うーん……。折り返しあたりまでが一番盛り上がったかも……終盤どんどん人が死にはじめるあたり「G」のシリーズを彷彿とさせるんだが、っても、ファフナーは死んでも死んでないみたいなモンだからなぁ……そして、一番死ぬ死ぬ言っていた一騎が一番長生きするんじゃないかという気がしてきた最終回でした。……最終回なのか? なんか、まだつづきが作れそうな終わり方でしたけど……。島を放棄しちゃうあたり、はじめのシリーズからはだいぶ意味合いが変わってきちゃったよな、という気がしていますが、まあ、つづきがあったら追いかけるとは思います。ここまできたら最後(?)までつきあうし(笑)
とにかく、作画は美しかった……録画だとピンとこないので一度リアルタイムで見てみたら、劇場版か!? というキレイさでした。最近の深夜アニメは本当に凄すぎると思う。その労力に見合った報酬は得られているのだろうかと人事ながら心配になります。
お正月にMXが放送してくれた「マクロスFイツワリノウタヒメ〜」なんてさーもー話はなんてことないんだが、戦闘シーンの美麗さに圧倒されましたよ。テレビの画面におさまりきらない、宝石のような美しさです。もういま、ここまでできないと劇場版にはなれないの? それとも、マクロスシリーズのプライドなの? ひさしぶりに、映画館で見ればよかったかな、と思う程のクオリティの高さでしたが、残念なことに、話にあんまり興味がもてないんだよなぁ〜「マクロスF」。

そう、「G」のシリーズといえば、「鉄血のオルフェンズ」はひさしぶりの当たりでした。つづきが気になっちゃうので5話くらいまとめてみるようにしているのですが、いやもう、主人公の暴力装置っぷりがヤバい……どちらかというと任侠ものの造りなんで、好きキャラができれば感情移入するのはたやすいんだが、しかしとにかく主人公のあの感じがすごい不幸な結末オーラを放っているので……和気あいあいの回とか見ていても、ずーーーっと底の方に緊張感が漂っているのが、ちょっとツライ。ざわざわします。オチによっては二度と見たくないシリーズになるかもしれない、と警戒している(笑) こう「ガングレイヴ」的な悲しい結末が待ってないといいなーなんて……無理か? ひきつづき視聴。

あとは……「コメット・ルシファー」は、結局なんの盛り上がりも(自分の中で)なく終わり、「ヘヴィー・オブジェクト」はまさかの2クールでしたので、切りました(笑) いや、オブジェクトを知恵で倒すのは「アルドノア・ゼロ」みたいで楽しくはあるんだが、それ以外に惹かれる要素もなく、ふたりの主人公の会話の掛け合いが、できの悪い米映画っぽくサムいので……残念! 終わりごろ、気が向いたらちら見するかもしれません、という感じ。

ぼーっとしてたらあっという間に年が明けて、もう冬のアニメが続々とはじまっているんですよええ。
まだ全部見ていないですが、期待がもてそうなのは、「僕だけがいない街」と「昭和元禄落語心中」「Dimension W」、あと谷口悟朗の「アクティヴレイド」なんですが……うーん、初回を見た感じではなんつか、ふつう(笑) 「タイガー&バニー」と「パトレイバー」を足したみたいな雰囲気。ギアスの初回を見たときみたいな「ぉお!?」という感じは、残念ながら、ない……追いかけますけどね。
あとは、ようやく結が放送される「デュラララ!」。はぁ〜やっと終わる(笑) いや、最初から見返さないと、もうなんだかわかんなくなっちゃっている私です。「コンクリートレボルティオ」と一緒です。このアニメは難解だった〜! もう、途中で、「ダメだ、はじめから見返さないとナニがナンだかわからない」となりましたが、とりあえず最後まで見れば、「パンチライン」みたいに風呂敷が畳まれるのかも、と思っていたら、つづいたよ_| ̄|○。
キャラクターは多いわ、話が過去未来現在と飛ぶわ、もう、年表でも作らないと誰が何を何時行っていたのか頭の中がぐっちゃぐちゃです。わざとわかりにくくしてるのか!? と若干イラッとさせる作り。でも絵が好みだし、ここまできたら全部見ないとはじまらないしな、ともやもやしながらつづきを待っているところです。
とりあえず、アニメはそんな感じでしょうか。

今期ドラマは「わたしを離さないで」だけが気になっている……カズオ・イシグロ。たまたま、正月、初カズオ・イシグロでこの本を読んだのですが、いや、これ、邦ドラマって大丈夫かな、と超! 不安(笑) 作りようによっては、三角関係とか臓器提供とかすごいベタな使われ方しそうな設定なんだよな……。
この本を読んだあとのさわさわ感をうまく表現できないのでアレなんですが、こう、見たことのない風景が描かれている、という感じがしました。文章は難しくないし、描かれている内容も、どちらかというと地味な日常なので、読むのに苦はないんですが、うーん……変にミステリー調に作られたりすると興ざめ……って、まだ見てもいないうちから、なんですけど。
綾瀬はるかが主演だったので「リアル」みたいな世界観にするのかな? と思ったら、脚本「白夜行」の人だった_| ̄|○。そ、そっちか……いや「白夜行」はすばらしいドラマですけど、それとはまた、微妙に、こう……。

いや、まあ、見てからまた感想を書きます。
すでに一度映画化されているらしいですが、そっちもどうだったのかなーと気になっているところです。