「2016冬のアニメがおわり」

ました。
「僕だけがいない町」がすげえ！　最後まで面白かった！
というか、むしろ最後がよかった(*ロ*;)
不覚、ヤシロにあんな結末が残されていたなんて……全体には悲しい話なのに最後がさわやかってなんなんだろう。。。いや、よかった。たまにこういうのがあるからがんばってアニメを追いかけられる、と思いました。ありがとう。

「デュラララ！結」も一応ちゃんと「結」でした。おわってみれば、まあ、こんな感じだよね、という……セルフィの顛末はすこし肩すかしではありましたが……まあ、いいか。とりあえずスッキリ。

スッキリ、といかなかったのは「昭和元禄落語心中」。
なんとつづいた。
あんなところで。
……ま、まあ、いいよ。待つよ、ふつうに。

だらっと見ていた「アクティブレイド」「ブブキ・ブランキ」はなにごともなく終了……というか、「ブブキ・ブランキ」はつづくんだ……ふーん……絵はすごくきれいだったんだけど、物語に興味もてない、とか、人が多すぎ、とか、レオコさまがあまりにも「キルラキル」、とかで、テンション下がる展開でした。うーん、気が向いたらつづきみるかも(みないかも)。
そして溜めたままになっていた「Dimension　W」は……いや、よくできているよな、と見ている間はそこそこ楽しいのに、見終わるとどうでもよくなるという(笑)　コイルの影響とかはきもちわるーくホラーで楽しいのですが、こう、キャラに特に思い入れがなく……むずかしいですねー。

「灰と幻想のグリムガル」もちょろっと最後に冒険らしいことがあり、しかし地味に終了の巻。まあ、つづいているしね、仕方ないね。最初の、こつこつ世界の暮らし方に慣れていくところは楽しかったのですが……自分、RPGでもどちらかというとアイテムのまわし方に執着するほうで、戦闘にあまり興味がないので、屋台を覗いている場面とかのほうが面白いんだよな。。。城を作ろうよ、幻水みたいに(笑)　そしたらすかさず追いかけるよ(笑)

あとは、何気に「石膏ボーイズ」とかも見ていたんですが、なにしろ「おそ松」のほうが面白すぎて、イマイチのりきれませんでした。でも、「マルチ商法」の回と「徹子のヤーヘー」にはすこし喰いついた。「やわらか戦車」でも「マルチ商法」の回ばっかり何回も見た記憶あります。リアルで展開されると恐ろしいシステムですが、パロディだと本当、笑っちゃうんだよなぁ……。
そして、同じウルアニタイムで4回ほどつづいた猫と女の子の話がさぁ！　汚ぇよ！　あれは泣くよ！　ネコ好きは泣かずにいられねぇよ！　とすでに2回目でオチが読めて、ぞわぞわしながら半目で追いかけましたが、でも泣いた＿｜￣｜○。
あぁ、いやだいやだ、動物が死ぬ話は本当にイヤだ、ホラーとか見ていても、よく飼い犬とか殺されるんですけど、エロいおねーさんが惨殺されるシーンよりよっぽどツライので、もう、そういうときは画面から視線をそらして見ないことにしてる。はい。

とりあえずそんなところでしょうか。

そういえば「ストレンジャー」とかいうドラマやっててですね、原案　萩尾望都　となっていて、「おいおい、そんなトコにまで手を出すのやめてくれよ邦ドラマ、できが悪かったらマジ・腹・立つ」となりましたが、監督の名前と主演を見て、「……いやこれ絶対ダメでしょ」となり、しかしヲタの悲しさで一応チェックしたよもー想像通り苦虫を噛み潰す思い、というか、これのどこが「ポーの一族」なの？　とむしろキョトン。吸血鬼、って設定しか合ってないジャン、これならもう少し変えてオリジナルとして堂々と放送してくれたらいいジャン、そしたら絶対見なかったジャン、とまたひとつ、本広克行監督に負の遺産。
先日「漫勉」ではじめて萩尾望都が原稿を描くところを見ましたが、あの丁寧さ、おどろいたよね。下書きからあんなにきちんと書いてるよもうさ、漫画に対する愛情がにじみ出てるんだよそんな人が魂を込めた作品をさぁー、よくあんな適当なドラマにしやがるよね、と腹が立つというより力が抜ける。
２時間ドラマなのに合間に前半のダイジェストをいれるとか、イミフメイすぎる。ほんの１時間前の内容も覚えていられないくらい、視聴者はバカだと思っているの？　それとも、「後半から見る人いるだろうから、前半の内容をまとめていれておいてあげないと」っていう最初から見ている人を勘定にはいれない親切心？　まあ、私は録画して倍速で見たのでそこはさくっとトバしましたけど(笑)
唯一よかったのは萩原聖人くらいです。あの人がでているときだけ、ちょっと空気が変わる感じするんだけど……そんなことではどうにもならなかったわ。なんで香取なのかもイミフメイだし、なんで大人にするのかもイミフメイ。永遠に成長できない少年の物語ですよ。むしろ、映画の「ぼくのエリ」とかのほうが世界観は近いんだけど、そういったことも、どうでもいいんだろうな、、、。

惣領冬実の「MARS」も、窪田くん見たさに2回、がんばったが到底無理だった……少女マンガはジャニ使っとけばいいとか思ってんじゃねーよ、ともう、ほんとツライっす。ちら見した最終回だけは「……違うドラマがはじまったの？」って感じに面白かったですけど、それでも、窪田くん以外を脳内編集するのが大変でした。しかもつづきは映画でって(笑)
同じ時間を使うなら原作を読み返したほうがマシだ、って、何回思ったかしれないが今回も思いました。窪田くんはさ、もうすこし作品を選んでくれないものかしら……上手いと思うんだけど、ほんと作品に恵まれない人だよな……。「アルジャーノン」の主役ができなかったのが、今更悔やまれる。あれやってくれてたら、繰り返し見て楽しめたかもしれないのになぁ……ということで、あいかわらず邦ドラマは私の中で鳴かず飛ばず。もう、マンガにちょっかいかけるの止めて欲しい……。