「2016夏のアニメも」

終わりに近づいてまいりました。今期はけっこー大変だった。まあまあ残した本数があって、消化するのに時間がかかりました。
とりあえず、一番早く終わった「Ｇ・ユニコーン」なんですが、ええ、よいできでした。最初から最後まで本当に美しく目に優しい絵で、もう、見ているだけできもちイイっていうか、一年に一度でいいからこういう絵を動かしてくれ、とまで思いましたが、内容は……内容は……。いや、Ｇのシリーズにしてはわかりやすいし、途中までの盛り上がりとか、よかったんですけど、こう、最後は、うーん、ちょっと肩すかし？　だった？　みたいな？　似たような構図だったのでどうしても初めのガンダムと比べちゃうんだけど、あの感動には及ばないなぁ……。リディ少尉とのやりとりがちょっと半端っていうか、あまりにも台詞で説明しすぎちゃったのもアレでした。いや、言ってる内容は理解できるけど、だからってどうしてそんなに箱が重要視されたのか、あまりピンときませんでした。みんないいひとにしちゃったのも、つまらなかった……。フル・フロンタルって、結局、クローンかなんかだったんスか……？　こまかい設定とか、真面目にセリフを追っていないので聞き逃してるみたいです(笑)　
せっかくの原点回帰っぽい内容だったんで、もうすこしこう、ニュータイプについて、描写してくれたらよかったんじゃないかな、という気もしています。はじめのシリーズでは「なんか勘のいいひと」という噂話みたいなのからはじまるんだが、アムロがさ、本人は意識していないんだけど、少しずつまわりから浮いて異質な感じになってくるっていう、あれ、すごくうまく描けていたよな、と思います。たしかに特別な才能なんだけど、だからって、なにかが思い通りになるわけじゃないってところも、いいんだよね……。
10月から「オルフェンズ」の二期もはじまるんですが、こっちもどうなるのかなってところです。

まだ終わってないですが、今期ナンバーワンの作品といえば！
「モブサイコ100」です。お、おもしろい……「ワンパンマン」もよかったけど、こっちはもっと面白かった。あの絵、見れば見るほど好きになります。モブくんがどんどんかっこよく見えてきて、エクボがどんどんかわいく見えてくるんだがどうしたら……？
そして、なんといっても素晴らしいのは霊玄新隆。櫻井が声をアテているのがもう最高でしたよ。かゆいところに手が届く声です。弟君との話になってから、あまり霊幻新隆が出てこなくなって、悲しい……と思っていたら、次回、満を持しての登場です。イヨッ！　待ってました！　ここのところなぜかアドチルを見返していたので、クラウド声とのギャップにグラグラしますが、ソコがイイ。うさんくさい詐欺師臭プンプンの人なんだが、ゆっていることは意外とまとも……なので、師匠が出てくるとなんかほっとします。混沌の中に一筋の光を見る思い(いやマジで)。
モブくんには必要なひとです。
原作は13巻まで出ているみたいなので、つづきをまた作ってくれたりするのだろうかと期待。。。いつまでも待ってる。。。

そして、ええ、見たいような見たくないような複雑な気持ちだった「ベルセルク」は、見たらやっぱり面白かった……。音楽、かっこＥ★
うまいところで話がつづくので、イライラしたくないがために3話くらいまとめて見るようにしていたんですが、いや、途中くらいまでは原作を読んでいたので大筋は知っているんですけどもうあいかわらず残酷……私、拷問シーンとか本当に苦手なんで「うへぇ！」となるんですけど、でも面白いから見ちゃうよなぁ……。
ベルセルクを見ているとヨーロッパの中世ってほんと暗黒時代だな、と勘違いしそうになります。べつにこんなことばっかり起きてた訳じゃないはずだが……もう、ヘタなホラーよりホラーだからなぁ……「闇芝居」より怖いもんなぁ……。
うーん、やっぱ原作、残りを読むべきなのか……アニメをどのへんまで作ってくれるのかもわからないし。てか、完結してないっていうのがな(笑)　

あとは一応「91DAYS」とかもおさえてますが、これは渋い内容で、あまりきゃっきゃいう話でもない……うっすら悲しい結末になりそうな気がしています。「ダンガンロンパ３」は未来編も絶望編も見てます。ふたつ同時に放送してくれるってすごいよね……。私はゲームはやっていないのでアレなんですが、アニメの「ダンガンロンパ」は一応見ていました。大山のぶ代さんが演じたモノクマがなんといってもスゴかった……という記憶……。
あとは、「はんだくん」と「斉木楠雄のψ難」が、見始めたら意外と面白くて、最後まで追いかける予定。「ばらかもん」初回しか見てないんだが(笑)　べつに問題もなく(笑)
途中で何度もやめようとして結局見ている「バッテリー」は……まあ、最後まで見たらまた感想書きます。
あとは「orange」に、思っていたよりハマッた……最近の少女マンガ、あまりピンときていないんですが、これは面白いです。キャラデザを結城信輝がやってくれているのもポイントが高い……素直に、翔が幸せになってくれたらいいと祈りながら見ているんですが……これは、ハラハラするのがイヤなので、終盤は完結してから見ようと溜めてます。。。

そんなとこかな。
あとは設定がおもしろかった「ReLIFE」とか追いかけてましたが、これは途中で失速。。。なんつか、女子のいざこざを見せられて「…………。」となりました。えーと、原作、男の人だよね……。がんばってる分、逆にピンとこない……残念……。「甘々と稲妻」は、中村悠一がお父さん役！　に喰いついて見続けてます。お父さんの、バーテンダーの友達との距離感が、なんか、あれ……？　という予感を漂わせたので原作者の名前を覚えておいたんだが、案の定、しかるべき場所に著作がならんでいて「……だよねぇ〜」となった次第。いや「昭和元禄落語心中」ほどあからさまではないですけど。これもつづきがはじまるんだよな、楽しみです。

そろそろ秋のアニメもチェックしているんですが、いまのところ「亜人」のつづきがダントツで期待大。あとは「３月のライオン」も気になっている……いやこれ、原作をざっと流し読みしているんですが、いやぁ、画面が読みづらくてもう、挫折。アニメになったら見やすくなるんじゃないか、すこしはわかりやすいんじゃないかと思ってるんですが……どうかなぁ。
そろそろ「ＭＯＮＳＴＥＲ」の再放送も終わります。硨島 邦明のＯＰ、ほんとかっこいい、と毎回思う。。。浦沢直樹の本って、完結したものは全部読んでいる私なんですが、「ＭＯＮＳＴＥＲ」が一番おもしろかったなぁ、といまでも思う。。。そして、一番かっこよかったのはアトム＿｜￣｜○。
危なくショタになるところでした。。。

※　「ＭＯＮＳＴＥＲ」終わりみたいな気がしていたら、まだ半分過ぎたところだって。。。一年じゃなくて、一年半もやってたんだなー、すごい。