腐印注意

腐印の 映画 アニメ BL 雑記。おもにネタバレありです。

「2017春のアニメは」

とっくに終わっているんですが、一応感想。。。
えーーーと、やっぱり「カド」。「カド」でしたよ! 最後、まとめ見してよかったわー。オチまでちゃんとおもしろかったです。
……いや、いささか肩すかし的なところもあったが、うん……でも、最後にタイトルの「ユキカ」がでるところとかかっこよかった。音楽もよかったしなぁ……。
ザシュニナが真道を好きすぎて途中から引き気味の私だったんですが、あれは、あれかな? サカナくんが魚が好きすぎて、ちょっとオカシげにみえるみたいな(笑) そういう?(笑) マニアな?(笑) マニアすぎて生物の進化をひととおり体験するヤツまでいたからなぁ……_| ̄|○。
他の異邦の存在、引いてたよねー。「……あいつ、マジか」みたいなあの反応(笑) つか、長ーーーい進化の記憶を持ちながら、普通に官僚とかになっているって、よくわからん。。。しかも、ザシュニナが現れるまさにその日本に、たまたま生まれ変わってて、しかも、たまたま交渉官の知り合いでって、偶然が重なりすぎて怖い。20年くらい年齢がズレていたら、最後の切り札がつかえなかったじゃんとか思わないでもないですが。。。宇宙規模、異次元規模の話のわりに、ちっちゃく人間関係まとめたな、という、まあ、あまり話を広げたら1クールじゃおさまりきらないし、べつにそこにリアルを求めなくてもいいんだよね、と自分で自分につっこみです。
しかしな、せっかく手に入れた三種の神器、消してしまうとはモッタイナイ……とくにワム! ほかのふたつはちょっとオーバーテクノロジーすぎて惜しい気持ちさえわかないんだが、無限のエネルギーは地球75億人がノドから手がでるほど欲しいと思っている気がします。いや、うまく使いこなせなかったらたんに人類滅亡を早めるだけって気もしますけど。。。 
「カド」があまりにおもしろかったので野崎まどの本を二冊くらい読んでみたんだが、最後の「えぇえ?」という結末は共通していたので、これがこの人の持ち味なんだな、と納得しました。昔はSFって童話と同じつーか、夢物語という気がしてたけど、コンピューターがぶんぶん進化しだしてから、そういうもろもろがうっすら射程距離にはいってきてるんじゃね? という気がしている今日この頃です。モーガン・フリーマンの番組見てると、先端の人たちの考えていることってもう、ファンタジーさえ通り越している、って感じして、ついていけてない自分がいます。もはや、旧人類な私ですよ。。。
え、そんなこんなで、とにかくカドは楽しかったです。ネットで解説を読まないとナニが起こっているのかよくわからないくらい難しいところもあったが(笑) そして、最後、ザシュニナはどうなったんだ? と思いましたが、もともとこちらの宇宙に適応するために作っただけのからだみたいだったんで、ザシュニナ自身は異邦に還ったんでしょうね。そして欝々と真道のことを考え続ける……殺しちゃったあとの体にまで並々ならぬ執着を見せていたんだが、どうしたかったんだ? 標本にして連れて帰りたかったのか? そのへんも含め、カワイイ奴でした。

あとは「有頂天家族2」……は、なんか今回、イマイチよくわからんかった……二代目は、なんで泣いてたの?(汗) というかそもそも、仲違いの理由もうまく飲み込めてません。原作読まなくちゃダメかしら? 櫻井の演じる飄々とした矢三郎のキャラが好きで見ているようなものなんだが、あの世界のルールっていうのがどうもよくわからないんだよな。。。

そしてえー、キちゃいましたよ「進撃の巨人 シーズン2」。シーズン2でおもしろくなってくるってなんだよもー「ノラガミ」ふたたびかよぉー。こんなことなら再放送していたシーズン1を録画しておけばよかった、と今更。いや、見てはいるんですけど、弱肉強食を強めに押してくる世界観ものが好きじゃないんで、見ては消してしまっていたんだよなぁ。。。味方の中にこんなに裏切り者がいたのか、となると、にわかにシーズン1を見返したくなりました。外伝『悔いなき選択』を見たら、リヴァイが急に気になり始めたとかもあります(笑) なんだよ、かっこいいんだなーリヴァイ、とナイフで戦うシーン、何回も見ちゃった。。。原作を読んでいないのですが、これは、アニメのほうがわかりやすいんじゃないだろうかとうっすら思ってます。戦闘シーン、よくできてるもんね。
いま、原作がどうなっているのかよく知らないのですが、まあ、シーズン3も作ってくれるだろうし、気長に待ちます。それにあわせてまた再放送してくれないものだろうか。。。