腐印注意

腐印の 映画 アニメ BL 雑記。おもにネタバレありです。

「ターミーネーター 新起動」

見る予定はなかったんですが、こう、ポイントの問題とかいろいろあってですね、見てきました。週がすすんだので画面もちいさいし、2Dでいいや、とあまり期待せずゆるい気持ちでのぞんだんですけど、いや、思ってたより、よかったよ?

私の中ではやはり「ターミーネーター」は2! キャメロンの2! ですので、うん、そのあとの3も4も見てはいるんですけど、そのほかのものにはさしたる期待とかはなかったんですが、いやいや、今回の「新起動」はそれなりにわるくなかったです。「トータルリコール」のリメイクとかよりは面白かった。うん、劇場で見ても、腹は立たない感じです。
ま、正直、1と2の名場面をつまんで隙間を最新のCGアクションシーンで埋めました、なんで、物語的にはあらためて見る必要とかあんのか?
という気もしなくはないんですが……、でもね、こう、ファンディスク的なノリで?(笑)
ターミーネーターが好きな人なら、「あ、このシーン、レイのアレですね」っていう、そういうウフフな楽しみはありますので、ええ、あまり深く考えずに、あの世界観を見ている間は楽しんだらいいんじゃないでしょうか。退屈する暇もなく次々に話が展開していくので、迫力あるアクション、わぉ! とテンションはあがりました。今回ジョン・コナー(大人)の面構えがさ! いいのよね。「いいねー! わるいねー!」
っていう(笑)
ヤツの語る理屈はよくわからなかったが、そのへんはスルーで! 難しいことを考えながら見る映画じゃないとわりきって!
そして、なんといってもシュワルツェネッガーですよ!
そりゃ、歳もとりました。
あの圧倒的な肉体美を誇っていた時とは比べられないまでも、でもさ! やっぱり、「ターミーネーター」はシュワルツェネッガーがいてこそだよね! 出てきただけでうれしいよね! あの、なんともいえない愛矯、なかなか真似できないよね!
私の中では、なんていうの? シュワルツェネッガーはアイドルみたいなものなので、もう、いるだけで、「いいよ、いいよーすごくいいよー、かわいいよー、はい、こっちに目線! いいねー!」
みたいに、こころのカメラマンがテンションあげあげなんです。
「I,ll be Back」
とか、ゆってくれるんだー、ありがたいよねー、ともう、あたたかい微笑みがとまりません。
「トータルリコール」のリメイクになくて「ターミーネーター」の新作にあったもの、それはシュワルツェネッガーですから!!!
もうさ、いいジャン、それだけで。

映画として純粋に見たら、3とか4のほうが、もうすこし練られた作りなのかもしれないが……でも、2、3回見ているハズなのによく思い出せない地味さなんだよ、なー、こう、好きキャラがいねーのよねー……。

というわけで、私はまあ、楽しめました。かといって、続きが出たらまた劇場に足を運ぶのかといわれたら微妙……DVDで視聴するかもしれません(笑)

しかし、シュワルツェネッガー、ホント、映画界になくてはならない存在ですよ私的に。「キンダガーデンコップ」とか「ジングル・オール・ザ・ウェイ」とかけっこうトホホな作品も込みで私は愛してますよ。

今時のキレキレCGがなんだ、特撮っぽくチープでも、シュワルツネッガー万歳です。どことなくコミカルな雰囲気と懐かしい感じのSFっぽさがあいまって、いま見ても、ちゃんとおもしろいのは旧「トータルリコール」。おばさんのなかからシュワルツェネッガー出てくるから! その絵面が凄いから!
私生活でのとほほなところも含めて、今後も応援していきたいと思います。きどって政治家とかやるより、B級映画に出てるほうが楽しいって(笑)