腐印注意

腐印の 映画 アニメ BL 雑記。おもにネタバレありです。

またしても改編の時期

桜の花も散り、新生活をはじめておられる方も多いであろうこのごろ、新しいアニメもはじまってます。ザクザクと。ザクザクすぎて、まだ見切れてません。HDに絶賛溜まり中。
なので、そのはなしはまた後ほどということで、終わったアニメの話とか。

結局、一番おもしろかったのは「新世界より」だったかな。途中から、この話どうなるの??? と思っていたが、無事着地。全体としてみたら、やはりダントツにわくわくさせてくれました。ただ、野狐丸のオチが怖すぎて、わー解決してよかったねー☆ と手を叩くような気にはなれなかった……。ちょっと、細部に疑問とかもあって、そのへんは原作を読んで補完しようかなーと思っているところ。私は基本、原作のほうが面白いに決まってる派なんですが、「屍鬼」みたいに、アニメも別の意味でよかったですよ! ということもたまにあるので、「新世界より」はどうなのかしらーとちょっと興味あります。貴志裕介読んだことないんだよな。「黒い家」とか「青い炎」とか有名ですよね。
あとは「PSYCHO PASS」とかも、まあ、うん、おもしろい方だったかな?(笑) いや、なんか、けっこうよくある話つーか、脳とか(笑) デジタルが進みすぎてアナログに逆戻りかよ、と若干失笑ではあるんですけど、とにかく、関智一と櫻井のやりとりが楽しかったので、もう、それでいいやって。このアニメは、とにかく、関智です。なんだろうなー、戦う男の悲哀とか、演じると天下一品だなー。声に色気がありすぎて、しゃべっているのを聞くとなんか笑ってしまうんです(いいイミで!)。
逆に、「ロボティクス・ノーツ」の木村良平とか。聞いてるとうっかり慰やされてしまうあの声に惹かれてずるずる見続けていましたが、なんか、オチにはがっかり。こつこつアドベンチャーゲームみたいに島のなかをうろうろしている時が一番面白かった。私、「MIST」(パソコンゲームの)とかけっこう好きだったんで、あの、施設をひとつずつ動かして謎解きしていくみたいなところが一番ワクワク。あと、オタクの彼女との部屋の密会(?)が一番ドキドキしたので、最後、順当にヒロインとくっついてがっかり!(しかたないけどさ)。
まあ、なんていうか、いまさら、「正義は勝つ!」とか大きい声で叫ばれても、ノレねぇ、ていう、そういうことです。

そして、終わって一番がっかりしたのは「しろくまカフェ」でしょうか。いや、これこそ、話という話もない、ぼやーっとした内容ではあるんだが、一週間に一度、あの動物と人間が混在した神話みたいなカフェでお茶できる、みたいな感じがよかったのにー、声も豪華だしー、と残念。しろくまさんのしょーもないギャグとか、律儀につっこみをいれるペンギンさんとか、毒舌なパンダくんとか、疲れると、なにも考えずに見たくなるアニメなんだよなー。一番面白いのは予告、っていう(笑) おじゃる丸みたいに、15分枠で末永くやってくれたらよかったのに。