腐印注意

腐印の 映画 アニメ BL 雑記。おもにネタバレありです。

テレ東のアニメを見ていると

毎日毎日「洗脳か?!」ってくらい「船を編む」の宣伝見せられるのですけど、あれなんとかならないのかな。いやっっってほど宣伝を見せておけば、そのうちふらふら映画を見に行ってしまうのにちがいないわ愚民どもはっ! 
とでも思っているのか? 
行かないから。
絶対、行かない。
まほろ駅前」のドラマのあいだにちょろっとCMはいっているうちは「おもしろいのかな?」とかるく思っていたんだが、あれほど狂ったように宣伝を流すということは逆に面白くないんだろうという確信を深めているんだがどうでしょうか。
松田龍平オダギリジョーも好きなんだけど、それと映画が面白いかどうかってべつだよねー。そして、けっこう微妙なんだよねー、三浦しをん。萌えを分け合う腐女仲間としては、うっすら応援したい気持ちもあり何冊か本を読んでみたんだが、いまのところこれがヒットというものがなく。。。いや、わるく言うほどつまらなくもないけど、むしろ、腹が立つほどつまらないほうがまだ印象に残る、ということもあるわけで、やー、微妙。たとえば、あさのあつこ。「バッテリー」がヒットして、友人にハマった人がいて、そんなにー? と思いつつ、読んだ「NO.6」のあまりのアレさに、ひさしぶりに[ ゜皿 ゜]!となってしばらく頭から離れなかった経験とかに比べると、こー……、ヒキが弱い(笑)
だいたい、読んだ本のタイトルもストーリーも忘れちゃってるっていう……。
でも、それくらいが、一般受けするのにいい温度なのかなー。「風が強く吹いている」も、一応映画見たけど、これはフツーにつまんなかった(笑) 「まほろ駅前」の映画はそれなりにおもしろかったんですが、だからといって、「原作読もう!」となるほど夢中でもない(そのうち読むかもしれませんが)。

新世界より」にヘコたれたときに、並行して三浦しをんの「神去なあなあ日常」とか読んだんですけど、あまりに、あまりにフツーの日常すぎて「同じ小説か?」とくらくらした。いや一応、過疎の町の林業とかテーマにしているんですけど、なんだろうなぁ、あまりにも都合がいいというか、あんな簡単じゃないだろうっていうか、ひっかかりがなさすぎました。それがわるいとはいいたくないけど……べつの意味でファンタジーがすぎるっていうか。。。そんなに簡単に田舎暮らしができるなら、そもそも過疎になりますか? と純粋に疑問。まーべつにNHKのドキュメンタリーじゃないんだから、するどく問題点を抉る! とかじゃなくてもいいけどさ、でも、小説を書くってけっこう大変な作業だと思うので、わざわざ書くからにはこう、やむにやまれず、書かずにいられないから書く! というような、ちょっと逸脱した、非日常的なものが垣間見えたりするものじゃないんですかー? とまあ、勝手に思った次第。
フツーに「つまらん」で終わってしまってもいいんだけど、ここ数か月、いつ行っても図書館でリクエストナンバー1になっていたりするのをみると、「単に話題性か? それとも、私には理解できないなにがしかの特別な魅力があるのか?」と、つい、手に取ってしまうんだよね、三浦しをん。アタリをひいてないだけなのかなぁ……。なんたかんだ4、5冊読んでるんですけど。