腐印注意

腐印の 映画 アニメ BL 雑記。おもにネタバレありです。

「2013 春」

のアニメについて、いくつか書いておこうかな、と。
とりあえず、一番おもしろかったのは「彗星のガルガンティア」。うん、ダントツ。はじまりかたもおもしろかったけど、オチもさ、よかったよ。チェインバー!(ほろり)
な、泣かされた……ロボットに。
杉田声のロボットに(笑)
途中までは、2クールくらいかな、という心持ちでみていたので、最後3話くらいのたたみ方に「えー」と思ったりはしたんだが、でも、まとまっていてよかったです。そうか、結局地球で完結しちゃうのかーとちょっと残念ではありますが、それがいいといえばいいのかも……風呂敷を広げればいいってものでもないもんね。

その意味で行くと、期待の「デビルサバイバー2」は、ちょっと、アレでしたね、うん、全体にエヴァの真似がすぎたというか(笑) 話が大きすぎるというか……もはや悪魔がどうとかいう問題じゃなくなってた。宇宙規模の話に! でかっ! なのに、話の中心は男の子二人のいい争いだった。ちいさっ!
絵はかわいくて好みだったんですけど……怪物のデザインしていたの鬼頭莫宏だったんですね。うーん、「ぼくらの」かー……。マンガの方は読んでいるのですが、いや、なんか陰惨な話だな〜とちょっと辟易してしまって、たしかに、お話そのものはよくできていたと思うんだけど、女の子のエピソードでひとついらっとくるのがあって、そのせいでさらに嫌悪感がでてしまった。。。「ブラッドハーレーの馬車」ほどではないですが。
話がそれましたが、そんなわけで、いまひとつノレなかった。残念。しかも、いまさら神谷がカワイイ声で主人公とか……なんで? 若手にゆずってあげたら?(笑)
アザゼルさん」のが全然いい味出してるよ!
今回も笑わせてもらった「アザゼルさんZ」です。でも、あの世界に慣れてしまったのか、最初ほど「うわ」とはなりませんでした。あいかわらず芥部さんはかっこよかった。そして小野坂さんはイキイキしていた。あんなにイキイキしている小野坂さんはラジオくらいしか知りません。楽しそう……。ずっと私の中では赤いコートの人だったのに、最近は西の言葉のエロい悪魔が真っ先に浮かんでしまうようになりました。
アザゼルさん」といえば豪華な声優陣も聴きどころですが、今回は三木さんがヘンタイに……しかもド変態に_| ̄|○。
あと最初のアザゼルさん、私のなかでスペシャルだったのは草尾の天使なんですが。うわーひさしぶりに聴いたよ草尾〜! とキラキラしていたら、その天使がうっすらヤなやつで、いや、まあそれコミでよかったです(オトナになっちまったんだな…)。

「革命機ヴァルブレイヴ」は秋に続いてしまったので保留。「進撃の巨人」も続いてるからな〜。いや、これは正統派の面白さなので、とくに書くこともなし。きっと、原作の漫画もおもしろいのでしょう。ただ、完結していないことがわかっているので、そうすると「Btooom」とか「デッドマンワンダーランド」みたいな中途半端な気持ちでアニメが終わるのかなぁ、とそんな怖れはあります。完結するところまではみれないんだろうな。
萩原規子原作の「REDデータガール」も見てたんだけど、これは、正直なにがなんだかわかりませんでしたデス。絵は丁寧でとてもきれいでしたが、そうだなぁ、一昔前のコバルトとかの少女小説っぽいというのか、あまり、話自体がアニメ向きじゃない気が。でてくるキャラがみんなめちゃめちゃしゃべる! どうしても説明っぽくなるのって、原作が小説だと仕方ないのかもしれないけど……、でもな、「屍鬼」とか「四畳半神話体系」みたいにアニメとしてもよくできている作品はありますからね。
人類を絶滅させるほどの力を持っている姫神とかゆう存在が出てくるんですが、それとのんびりした学園生活ドラマとの喰い合わせがなんか……緊張感がそがれるというか。。。アニメ的見せ場というと、主人公が踊るところかと思うんだが、それも演出が地味っつーか、「陰陽師」ほどかっこよくありません。残念です。案の定つづいちゃったしな。
それでも最後まで見ているものはいいほうで、「カーニヴァル」とか「うたプリ」とか「悪の華」とか次々脱落。「悪の華」は、ちょっとオチは気になっているんですが、これも原作続いているんだよなぁ……。ゲームやオリジナル原作とちがって、マンガや小説が原作だと、アニメ化はつづきを売るための宣伝が目的だろうと思うので、大抵完結しないまま中途半端になるところが消化不良です。
あ、忘れてたけど「はたらく魔王さま!」は面白かった。これもラノベみたいで続いてしまっているんですが、まあ、単発の話が主なので無問題。魔王が人間界でフリーターをやる話です。はじめに人間界に流されてきた時のテルマエ的なアレがとても面白かったので、すぐに日本に馴染んでしまったのがなんか残念。でも、主従ものとしても楽しめます。忠犬の如くつき従うアシヤのボケっぷりとか、アパート生活のドタバタがめぞん一刻っぽく懐かしい。ほのぼのします。悪いヤツらが人間を守るという逆転ぶりも鷹の爪っぽくて楽しい。イエー。
直球表題ロボットアニメ」も再放送があったので、見損ねたところを全部ひろえて助かった! ローカルは再放送をしてくれるので助かります。「ちはやふる」と重なって捨ててしまった「ビビットレットオペレーション」がはじまったので、見ようかどうしようか迷い中。あとはなぜか「SEED DESTINY」とか見てます。デジタルリマスター版なり。「SEED」は見たハズなのにほぼストーリーを忘れている。ああガンダムマジック! ある程度あらすじを覚えているのって、最初のガンダムだけなんだよなー。他は何回見ても忘れてしまう。やはり一年って長いんですよね。大河だって、細かいエピソードなんか覚えていられないもんなー。
アニメもドラマもワンクールでタイトに! してくれないと年寄りはもう、イロイロと覚えていられません。面白いものでも2クールが限界かなぁ……それさえも、途中必ず中だるみしてしまうんだが。
そういや「血液型くん」もさくっと終わりました。うん、いつも声を荒げている石田彰(О)が新鮮でした。
そして……一応「ヤマト」も見ているんですが、うん、結城信輝はホントに松本零士の絵にあっているよな、美しいよな、映画用に作られていただけあって、まったく作画に乱れもなく、すごいねー、きれいだねー、とそればっかりの「ヤマト」です。や「ヤマト」イイんですよ。もちろん旧作好きだったんだけどさ、でも、いま見ると……なぜ大和の敵が独なんだろう、と素朴に疑問。アノコロハコドモダッタカラナ……。
そしてデスラー_| ̄|○。
いま風にチャラくイケメン_| ̄|○。
あと島とかも……なんかカワイイ顔になっていて「アレ?」みたいな? 全体に、あの重々しい無骨な感じが抜けてこざっぱりしてしまっているんだが、まあ、いまどきはあんなモンなんでしょうか。ね。
一応最後まで追いかけたいつもりはあるんですが、そんなにノリノリでもありません残念。
新しくはじまっているアニメでは「有頂天家族」が面白そうな予感大です。それからまさかの「ガッチャマン クラウズ」が、中村健治でした。そうか、「つり球」のあとだからそろそろか、と思いつつ、うーん、ガッチャマン……。あ、あとなぜか「ぶっせん!」が実写ではじまった……袴田吉彦しかわからない。原作者の三宅乱丈は「イムリ」がもう、ほんと、ここ数年以来のヒットというくらい自分のなかでは面白いんですが、残酷な話でもあるので、つづく! となるたびものすごく消化不良で完結するまで読まない方がいいのかな、と弱音を吐きたくなるんだが、でも新刊でるとつい読んじゃうんだな……。
ああ、「ぶっせん」はよかったなーほのぼのしてて。「ファンシィダンス」とならんで自分のなかの二大坊主マンガです。

……って、最後マンガの話になっちゃった。