腐印注意

腐印の 映画 アニメ BL 雑記。おもにネタバレありです。

「パシフィック・リム」

本当は3Dで見たかったんだけど、時間帯が合わずに2D。残念。
でもね!
面白かったよ!
内容はね!
宣伝通りだよ!
巨大ロボットと大怪獣が戦うよ!
それだけだよ!
それだけだけど、かっこよかった……。
ロボットもさ、なんつか、超アナログなんすけど、基本、巨体に頼った肉弾戦なんですけど、それがなにか? いけませんか? いけなくないよね。ロケットパンチで戦ったって、いいよね。いやむしろ、ス ゴ ク イ イ ヨ ネ 。胸からミサイル発射。サ イ コ ー ダ ヨ ネ 。
もう、オープニングからしてちがいます。そうです。巨大ロボットものといえば、パイロットが乗り込むまで、発進するまでが肝です。スーツ装着! 搭乗! 頭部が胴体にばちーんと合体してからのぉー? イエーガー登場! なんと! パイロットの足が直接ロボットの足とつながってます! アナログ! ヤッターマンなみのアナログ! 息を合わせてふたりの搭乗者がえっしょえっしょと歩く! するとイェーガーもドシンドシンと歩く! デレレッテレレーと音楽も登場シーンを盛り上げます。そして大怪獣めがけ、重量級パーンチ! 炸裂!
もう、ここまでで1200点です。あとの物語は付け足しみたいなもんです。はぁ〜よかったよかった。ヘリコプターに釣られて海へ登場の巨大ロボとか最高。波間をかき分けて躍り出てくる大怪獣も最高。本当は、ちょっと滑稽なんだが、そこ込みで、カッコイイ! と感じられるキミの感性はもはや日本人。ギレルモデルトロ、わかってる。わかってるね!
まあ、イエーガーの各種名前、デザインには若干問題はないのか、怒られてませんか? というのはあるんですが、そのへんはさ! あまり本気にとらずにシャレで流してほしいところではあるよね。つか、チェルノがあるの、いまはロシアじゃなくてウクライナだけどね! なんで日本はコヨーテ・タンゴなんだろうって思うけどね!

とにかくもう、おおきいってことは、それだけでスゴイ、というのが、よくわかります。おっきい生き物がおっきい尻尾とか振り回したらさ、そりゃもう、たーいへんなんですわ。ビルとか木端微塵。橋が飴みたいにひしゃげちゃうんですわ。そういうことを、仮想とはいえ体感できるのが、映画のいいところです。荒唐無稽な話なんだけどさ、それを、大のオトナがたーくさん集まって、真剣に表現しようとしているところが、熱い。熱いっス!
これ、消しゴムでないの?
ガチャガチャは?
って思うよ!(フィギュアは売ってましたが)。

はぁ〜楽しかった♪
はじめて見るのにはじめて見る気がしない映画だった。
できたら大画面で観てほしい作品ですが、うん、DVDだって楽しいと思うので、発売されたら細部まで見倒したい。
なんかね、日本の看板とかオカシイんだよね(笑)

そしてほんとは、仲間うちでワイワイ言いながら見ると楽しい映画みたいな気がします。おっきなおともだちとな。


※ 吹き替え版を見るととっても豪華な声優陣が!
 古谷徹とか三ツ矢雄二とか池田秀一とか千葉繁とか聞けるよ!
 杉田=チェインバー=智和が主役だよ!
 そしてケンコバが意外といい味だしてるよ!
 ということで、吹き替え版はお勧めでーす。