「ワンダと巨像 その２」

まだやってます。
というか、９体目がさーもーほんと大変でー。3時間かかってもダメで一度断念。スティックとＲ2ボタン酷使により左の肩甲骨の下がめちゃ痛くなったので、一週間くらい間をおいてしまいました。
だってさ、もう、馬にのって円形の場所をぐるぐるぐるぐる逃げなくちゃいけないし、ミサイルばんばん撃ってくるし、間欠泉を利用してカメ形の巨像をひっくりかえすんですが、ごろごろっと転がられると、遠くなっちゃってのぼるための足にたどりつくのも大変。時間内に、腹の毛にとりついて、甲羅の端までよじのぼり、ひっくりかえるタイミングで甲羅の上に乗る、って…………、
そんな簡単にいくかい！

遠くにいるとミサイルで撃たれるので、真下に逃げ込んでやったりしたんだが、そうするとアグロ(馬)が怖がって近づいてこない。仕方なくこっちから寄っていくと恐怖でいなないちゃっててですね、乗るのも大変。乗った後暴れながら走りだす……いや、リアリティっていや、リアリティなんですが(笑)
撃たれて落馬したあと、たまたまカメ巨像がころがりそうだったので、「いまだアグロ！」と乗ろうとしたら、とおーーーくの方に逃げてやんの。自分だけ。呼んでもなかなかこないの。びっくりしちゃったよね。
こういうときのために、普段から撫でたりブラッシングしたりにんじん与えたりして親密度をあげる……とかいう機能がついてなかったのが口惜しい。
アグロよ……気持ちはわかるよ。私だって口から光線吐くガメラみたいな巨像となんて戦いたくないよホント。でも、そういうゲームじゃん……。
と、とぼとぼセーブポイントにもどる私(っていうかワンダ)。

「あーまいった。9体目にして挫折か……」

とウツウツしつつ、背中に湿布をはりつつ、しかし、時が経って背中の痛みがとれてくると、「もっかい挑戦してみっか？」となるのが不思議なところです。
もろもろの些事をかたづけ、外は雨だし、よし、3時間もがんばると血圧があがっちゃうから、1時間、1時間でやめよう、と再度挑戦したらですね……。
あーんなにころがすの苦労したのに、うしろも見ずに逃げ出した途端、勝手にころがった！　ちゃーらちゃーらちゃーらちゃーら、と攻撃タイムになると華々しい音楽が鳴り出すので、見ていなくてもわかるんです。
「な、なにぃ！？　体力回復のために遠くまで逃げてきちゃったヨー！　なんだよーもーその無駄な攻撃タイムー！」
と涙目になりながら、ゲージ一杯に体力回復してもどったらですね、なんなの？　なんのタイミング？　たいして努力もせずにまた、あっさりヤツがひっくりかえり、そりゃ！　とアグロで後ろ脚に近づいてとびのり……とはうまくいかずに幾度かころげおち、なんとか腹の毛にとりつきながら、「あーあ、またこんなところで時間喰っちゃって、ほら、なかなか甲羅の端にとりつけないし、……っていっているあいだにも、もとにもどりはじめちゃったよ、あーぶらさがってるよワンダこりゃまた今回も振り落とされて終わりかーあーあー」といいつついじましくＲ1ボタンでしがみついてジャンプをくりかえしていたらですね、なんの拍子か、甲羅のうえにのっかった……あれあれ？　なにそれどうしたの？　ワンダ、今日はラッキーデー？　それとも来る前に食してきたとかげのしっぽ力？　という間にも、あっさり弱点の頭にたどりついた。。。おお、未知の領域。
剣で刺すたびにおもいっきり振り回されるので、「こりゃ握力つづかずに一度は振り落とされちゃうだろうな」と思いながらも、なんとかギリギリのタイミングで手を放し、まだ巨像の体力半分くらい残っていたんだが、次につかんだところがどういうわけか握力の減りにくい場所で、わりと余裕で倒せてしまいました……所要時間10分。

このまえの３時間のあの努力はいったい……？

それともあれか？　私が筋肉痛を癒している一週間のあいだにワンダは山にこもって修行の日々をおくり、握力筋力持久力がＵＰし星に祈りも捧げアグロとともに戦いに臨むための鍛錬をばし……って、想像したくなるほどあっけない勝利でした。

うん、まあ、こういうこともあるから、時間をおいて試すって、大事だよね。

なんか次の巨像はねー、ちょっぱやで土の中をもぐって攻撃とかしてくるそうで、またアグロといっしょに逃げ回らないといけないみたいなんですよー。
そのうえ、目とかに矢をあてて気絶させなきゃいけないんだって。あー私、弓苦手なんだよなー……。

最近、ワンダのせいで、テレビでダーウィンが来た！とか見ているときに木の上を走る小動物とかでてくると、弓で狙わなきゃいけないような気分になります。