腐印注意

腐印の 映画 アニメ BL 雑記。おもにネタバレありです。

「ワンダと巨像 その3」

まだ全然やってます。
10体目を倒しました。

最初あいまみえたときは、「うはっ! こりゃマズイ。絶対倒せなさそう……」と暗い気持ちになりましたが、いや、それがね。初挑戦、一時間で倒せたんですよ。へへへ。
こつこつと果物を食したりとかげを追いかけまわしたりして体力、握力を上げたおかげもあるとは思いますが、今回は、アグロ! アグロがさ! 役に立ってくれたよねー、いや、この巨像、土の中を潜って追いかけてくるんですが、馬の脚でないと逃げ切れない上、追いかけてくる顔の目にですね、矢を射なければいけないんですわ。なので、馬を走らせながら後ろを向いて弓をひくわけですが、そのあいだ、特に操作もしないのにアグロがドカラドカラと逃げてくれるのです。いや、まあ、たまに柱にぶちあたって止まってしまうこともありましたが、襲ってくる前兆がわかると、そのときだけ手綱をとって逃げることとかもできるので、うん……9体目よりはラクだったかも……。
弓の腕に不安はありましたが、そこは、もう滅多やたらに打ちまくって自然にあたるのを待ちまして……で、二回あたった幸運を利用してソツなく剣で弱点を攻撃。そこは危なげなし。

はーなんかちょっと、自信ついちゃったよねー、これなら、なんとかエンディングを迎えられるかも……? と淡い期待を抱き始めました。トカゲもさ、最初の頃よりは仕留めるのがうまくなって、余裕のある時は、なるべくしっぽだけ取るようにしています。なんかね、24時間経過すると、しっぽがまた生えてくるらしいんだな……。握力をあげるのはほんと、大事なので、とかげは大切にしていきたいところです。

ところで、最近ちょっとした細部に目がいくようになった。はっぱを弓で射ると、ぱらぱら、とちぎれて落ちてきたり。草はらを走ると、はっぱが舞い上がったり。わりととおーーーくからでも、動いているトカゲが認識できたり。最初は巨像倒すのに必死で気にも留めてなかったんですが、そういう細部のつくりこみみたいなのって、なかなかすごいな、と思いはじめました。いや、一昔前ならさー、波打ち際を走ったときの波しぶきの感じとかだって、あんな風には表現できなかったよね。
ワンダと巨像」って、なんか自分が狩人になったみたいな感覚が味わえるんです。最近、ちらっと白い光が見えると「とかげのしっぽか!?」と脳が反応する(笑) いやほんと脳って、いろんなことに対応するよなーと思う反面、そこはやはりゲームなので、走ったからって自分の息が切れるわけじゃないし、喉も乾かないし、せっかく採った果物も味わえるわけではないので、なんだろうな、逆に、リアルで狩りとかをしてみたときの、身体の情報量ってすごいんだろうなーと思ったり。人間って、本当に喉が渇くとわずかな水の匂いも感じられるようになるとかいうしなー。
こうして、ある種限定された仮想世界のルールのなかで現実の動きを模倣してみたりすると、いかに、普段自分のからだでたくさんのことができているのか、あらためて考えさせられる……。

というわけで、地味にハマッているワンダです。
最近、だいぶ全体が薄汚れてきて、髪も茶色をとおりこして黒い。。。なんか気の毒……みずうみを泳いだからって顔の汚れとかは落ちないんだろうな……。
眠っている奥さんのまわりのハトの数は増えていくんだが、なんだか心が晴れないわー。こんなにがんばって、ちゃんと幸せな結末は用意されているんだろうか……?
そして結末を見ることはできるんだろうか……(笑)

そういえば、ひさしぶりに「トレマーズ」とか見てですね、10体目の巨像とあまりに似ていてデジャブ!って感じだったんですが、いや、やっぱり面白かったよ。シリーズになったのわかるよなーというくらい、一作目は本当、よくできている。楽しめた!
今月は、“木曜日はトレマーズの日!”らしくてですね、さすが午後のロードショーってカンジです。
私、初作しか見たことなかったんで、これを機会に4作見られるかと思うとうれしい。