腐印注意

腐印の 映画 アニメ BL 雑記。おもにネタバレありです。

「トム・フェルトン」

深夜「The Disappeared 悪霊」とかいう映画をやっていて、トムが出ていたので見てみた。
や、話そのものは、「回路」とか「リング」とかのジャパニーズホラーをうすーくパクったみたいな、今風ホラーなので、物語そのものにはこれといってあれもなく、さらぁっと見流して終わりましたが、トムがね。。。
眼鏡かけて不精ひげでマッドサイエンティストっぽく出てくるんですけど、うん、なんか、悪くなかったよ。「猿の惑星」の小粒の悪党っぷりもよかったが、今回の仕上がりもなかなかでした。なんだろう、ハリー・ポッターの子役のなかで出世頭といったらロバート・パティンソンなのかもしれないが、私はなんか、トム押しなんだよな……。ダニエル・ラドクリフにくらべると地味な使われ方、つーか、当時は「魚の大学行きたい」とかゆってて、あまり俳優に興味なさそうだったのに、ちょいちょいでてくるあたり、どうなの? っていう(笑) 演るかぎりは、私は応援したいですが。
子役で有名になってしまうと、大体、その後がとほほな感じになること多いので、地道にこつこつトムみたいに脇役でキャリアを積む方が、賢いやり方なのかもな、と思わされるのは、その対極にダニエルがいるからなんだが……や、私、ハリーのシリーズでさえ5作目以降はダニエルには期待をもてない感じで、なのにその後も一応映画とか目を通しているんですけど……キツイ。
ダニエルは、キツイっす。
ヘタに顔が押し出し強いので、いまさら脇役ってわけにいかないところもアレなんだが、「ウーマン・イン・ブラック」とかもさぁ……映画自体のできは置いておくとしてもほんと、演技の引出し、すくねーな! っていう(笑) いっつもはぁはぁ言ってるのはなんなの? と見ていて苦行な感じで、いやぁ、ハリー・ポッターには楽しませてもらったから応援してあげたい気持ちはやまやまなんだが……となります。
その点、トムはありがたいよな。なんだかんだ普通、普通にちゃんとやってくれてるだけでうれしい気持ちになりますた。。。
ルパートとか、ほかの子役の方々はどうしているのだろう、と思ったりもするのだが、逆に、忘れてあげたほうがいいのかな、と思わないでもないです。普通の人生のよさもあるヨ!

結局、ハリー・ポッターシリーズの映画は、もちろん、子役のかわいさもあるが、なんといっても脇役を固めていたオトナの役者が凄かったんだよな、といまになっても思います。マギー・スミスとか、「ダウントン・アビー」見ていてもすげえ存在感あるし、ケネス・ブラナーアラン・リックマンとか、ね、素晴らしい表現力。

ハリー・ポッターは、いつかBBCとかでドラマにしてくれたらいいのにな、と思うんだが……。あの原作を7作あるとはいえ映画に落とし込むのは、ちょっとキビしい感じします。