腐印注意

腐印の 映画 アニメ BL 雑記。おもにネタバレありです。

小説

「キャッチャー・イン・ザ・ライ」

ふと目についたので、読んでみることにしました。村上春樹版です。 なんかこう、「人間失格」とかと同じで、伝説的な、一部の人をとらえて離さない作品、という位置づけらしいんですけど、スイマセン、私はピンときませんでした……てか、途中までは若干、退屈…

「教団X」

本屋で平積みになっていたのと、タイトルに少々興味が沸いて、読んでみました。中村文則、まえに一冊読んだような気がするんだけど、もう内容を覚えていない……。 本が分厚いので、寝ながら読むことの多い私にはなかなかの苦行でしたが、うん、最後まで読みま…

「宮部みゆき」

「ソロモンの偽証」で興味を持ったので、「火車」と「レベル7」を読んでみたんですが、うーーーん………………。 なんだろうなぁ………………。 ちょっとイメージしていたのと違うなぁ、という気が、勝手にしています(笑) 私が名前を知ったのは、たぶん、「模倣犯」のと…

「ソロモンの偽証」 (映画・小説)

これ、予告を映画館で見て「おもしろそう」とは思っていたんですが、邦画のエンタメ作品に警戒感がある私としては(笑) 「予告を鵜呑みにはできん」と評判を検索したところ、うーん……なんかヤバそうだな、という気になり、スルー。 それがこのたびめでたく地…

「朝井リョウ」

の本を読んでみた……とはいっても、「桐島、部活やめるってよ」と「星やどりの声」だけです。「桐島〜」は、映画を見ていたので、そのうち原作を読んでみるか、とは思っていたんですが、先日、テレビで鼎談していた朝井リョウが、なんかちょっとおもしろげな…

「半島を出よ」

村上龍です。 村上龍はね……こう、私、すごく本を選ぶのね。 「コインロッカー・ベイビーズ」は本当に衝撃的に面白くて、というか、面白いとかを越えて、ちょっと自分がオカシくなるみたいな、そんな影響力があって何気に恐かったんです。そのあと、順当に「6…

「フジミ(とかタクミとか)」

シリーズ。ひとときハマってCDの通販までしていた私ですが、途中で挫折。それがこのほど完結されたそうで、なんか、すごいですね。20年近くコンスタントに発行されていたとは……衝撃的。 単行本はとっくに手放して久しかったので、ブクオフで一話を立ち読み…

「完全なる首長竜の日」

リアルの原作本です。 うん、映画とはね、だーーーいぶ、印象が違いました。設定もかなり変わってる。まず、主人公は女性でした。恋愛ドラマではなく、姉と弟、家族の物語でした。このミステリーがすごい、の第九回大賞だったそうで、そうだなぁ……ミステリー…